介護×演劇ワークショップ 3回連続講座

7月22日から3回講座として開催した「介護×演劇のワークショップ」の全講座が終了いたしました。
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3回の講座を通じて、介護と演劇はとても相性がいい、という以上に、演劇の要素は利用者の方はもちろん、他職種や家族の方と信頼関係を気づいていく上で欠かせないものではないか、との思いを強くしました。
ケア職は俳優や演出家になって、ご本人の人生のドラマにどのような彩をそえることができるのか?それぞれの個性を活かした役割を演じることが求められます。
業務に追われるケアの現場では、認知症や障害のある方に対して、一人の人として接するという、当たり前のことを当たり前に行うことがままらなない現実もある中で、演劇を通して「どんな対応をすれば、相手は心地よく、満足して頂けるのか」という視点に改めて向き合い、日頃のケアを振り返ることができました。
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ケアに関わるすべての人が目の前の方のその人らしい人生に向けて、魅力的な助演俳優で演出家になることができたら、希望が溢れる未来がつくれるのではないか、と思えた貴重な時間になりました。
講師の劇団oibokkeshi代表の菅原直樹さんはじめ、ご一緒頂いた皆様、ありがとうございました。演じる楽しさを忘れることなく、実践に活かしていきたいと思います(^^)
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8・18 地域密着型 kaigoの学校 夏期講座 第3日目

8月18日は地域密着型kaigoの学校、夏期講座の第3回目でした。
今回は青森県にて、フィットネスクラブに規制緩和型デイサービスを併設し事業運営されている下沢貴之さんに、緩和の具体案、現在の取り組みやこれからについてお話を伺いました。
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デイサービスの現状に違和感を感じ、一般の方が通うフィットネスに併設させる形で規制緩和型デイサービスを立ち上げた下沢さん。社会福祉法人にリハビリスタッフとして入職後、管理者の立場も経験し、グループホームや居宅介護支援事業所、サービス付き高齢者向け住宅等の事業を立ち上げます。5年前にフィットネスと介護予防を合体させた“ライフジム”と呼ばれる新形態のデイサービスをオープンしました。
要支援1、2のニーズをカバーする総合事業を、ボランティアが運営する通いの場ではなく、フィットネスと融合させることで、ビジネスも成り立たせながら、制度の隙間で行き場のない方にとっての必要な場づくりをされています。会員募集のチラシもどこから見ても普通のフィットネスと変わりありませんが、よく見ると右下に小さく「介護保険も利用できます」と記載されています😊
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下沢さんの言葉で印象に残ったのは、一般企業はどんどん介護事業に参入してくるのに、介護業界からは一般に参入していない。介護には相手に寄り添う、おもてなし精神をはじめとした素晴らしい要素がたくさんあるのだから、もっと介護から外へ出ていく必要があるのではとおっしゃっていた点です。
フィットネス以外でも、廃業になった銭湯をリノベーションしてつくったデイサービスは大人気とのこと。目的はシンプルに広いお風呂にゆっくり入ること、これまでの銭湯の顧客がそのまま利用者になっているそうです。
一から事業所をつくるのではなく、既存の地域にある資源や一般の方が普通に通う施設で、新しいビジネスにつながる取り組みができないか?という視点が大切ということも改めて実感しました。
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地域や一般の商業施設等の中にさりげなく専門職がいて、気軽に生活の中での相談にも乗りつつ、それが自然と介護予防につながっている、そんな理想のあり方も実現できそうで、わくわくする時間になりました😊

8・14 未来をつくるon-lineカフェin介護付きホーム

8月14日に介護付きホームの多拠点をつないだオンラインカフェを開催しました☕
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今回は各地を旅行した気分になれるカフェでした。
カメラマンの近藤浩紀さんに様々な土地でのお写真をシェアして頂き、過去に旅した思い出の地やまた行きたい場所について入居者の方同士、対話して頂きました。ある写真好きな入居者様からは、ブータンのお祭りや、インドネシアに旅行された時の写真も見せて頂けました。
旅行どころか県をまたいでの移動も制約のある今、旅気分を味わえてうれしい時間になりましたし、最後には今年は中止になってしまった新潟県の長岡花火の動画も見ることができ、ひととき最後の夏休み気分を皆で楽しむことができました😊
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☕介護付きホームなどでオンラインカフェを開催したい、という方がいらっしゃいましたら、お問合せフォームよりご連絡ください。

8・4 地域密着型 kaigoの学校 夏期講座 第2日目

8月4日は地域密着型kaigoの学校 夏期講座の第2回目でした。

今回は、まちかどステーション 八百萬屋 代表の増田靖さんに、20年務めた社会福祉法人を辞めて起業するに至った経緯から、起業してできること、組織の中でできることの違いや、現在の取り組み、課題など共有して頂きました。
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20年社会福祉法人に勤めて、安定した収入を得て、それなりに満足した生活を選ぶこともできたはずですが、生まれ育った地域で、福祉の枠に捉われず自分や自分の家族にも必要な場をつくっていきたいという思いから起業された増田さん。
その足掛かりは、社会福祉法人内で、障害者雇用を条件とする市役所内食堂を公募した「森のキッチン」が採択され店長となり、その運営の中心を担ったことが大きかったとのこと。責任のある立場を任され、地域の様々な職種や背景をもった方とつながる中で、より自分らしく地域と福祉を結びつける活動に取り組んでみたいという思いが行動へとつながっていきます。
世の中には、ちゃんと向き合ってしまえば、生きづらさを感じることが山ほどありますし、実際目を背けて見ないようにしていることも多いのが現実ですが、そこに真剣に向き合って、信念を持って歩みはじめた増田さん。家族の理解を得ることの難しさ、後悔はしていないが、おすすめはしない、等と本音もポロリと出たりしながらも、やりたいこと、地域のありたい形を模索する後ろ姿はきっとお子さんたちにも輝いてみえているのではないでしょうか?
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起業すると、周囲の人の本格的な助けや協力が必要になります。本気で関わってくれる人を見つけるには、地域課題を自分事として語れる、思いを言葉にする力、人に伝える力が必要です。
私自身も職場でのコミュニケーションギャップや対話力の必要性から、自分自身にとって必要な場と思い、発信し、カフェを立ち上げた経緯を改めて思い出すとともに、当事者意識をもって、生きづらさを課題に発展した事業は、長く続けるためのモチベーションになるのではないか、と思いました。
昨日も北は北海道から南は沖縄まで、経営者、相談員、介護職、セラピスト等々、全国各地の肩書や役職、職種も様々な方達と対話をする中で、改めてフラットに対話できるつながりのありがたさを実感しました。
今、コロナで多くの方が生きづらさを感じる中、できないことばかりを嘆くのではなく、コロナだからこそできることを見つけていきたいですし、各地の皆さんとフラットな対話の中で、そこから生まれる新たなアイデアからアクションへつながることをこれからも楽しみに運営できたらと思っています。
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未来をつくるDiversityカフェonline 募集開始

9月5日に開催する「未来をつくるDiversityカフェonline」のご案内です。

 

2014年から毎年開催してきた超福祉展も今年が最終回でオンライン開催になるということで、主催のピープルデザイン研究所の須藤シンジさんからお声かけ頂き、2年前のサテライト以来、ご一緒させて頂きます。

最新のテクノロジーを通じて、多様な働き方や豊かな未来をつくるために、第一部はブース形式でこれから求められるテクノロジーを体験して頂き、第二部は「コロナ時代の地域包括ケアとICTの未来に必要なことは」というテーマで3人のゲストのお話を伺った後、対話で共有したいと思っています。

ダイバーシティカフェ

今回は無料企画として、広く介護医療の現場に求められる最新のテクノロジーを知って頂ける機会になります。

関心のある方はどなたでもご参加頂ける企画になりますので、シェアも歓迎いたします。普段からカフェに関心を持ってくださっていた方、ご友人にもご招待をお送り頂けます。

詳細はこちらからご覧ください。

https://mirai-diversity-cafe.peatix.com/

 

ピーティックスにてお申し込みをお願いします。

超高齢少子社会においてテクノロジーの力はこれからますます求められます。人が豊かに生きるために、テクノロジーを活用してどのような新しい互助のシステムがつくれるのか?皆さんと向き合う時間がつくれたらと思っています。

9月5日はご一緒できることを楽しみにしています😊

超福祉展フライヤー